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新規:2020/07/25
六義園(りくぎえん)
2005/05/22、2007/04/01、2009/03/28



六義園は1695年(元禄8年)に、徳川綱吉の側近であった柳澤吉保が、その命により造園したものです。
池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて、回遊式築山泉水庭園を造り上げました。
紀州和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として造り込まれているそうです。
1938年(昭和13年)に一般公開が始まり、1953年(昭和28年)に国の特別名勝になっています。



出汐湊(でしおのみなと)からの大泉水の景色で、右手に見えているのは中の島です。
六義園の開園面積は87,809,41uだそうですが、この大泉水が数割は占めています。



六義園 インデックス



六義園
<2005/05/22>

この日、旧古河庭園にあるバラの西洋庭園を見に行ったついでに、六義園にも立ち寄りました。
比較的近くて、歩いて行ける範囲でしたので、取りあえず行ってみたという所です。
冒頭の写真がその時に撮った大泉水の写真で、都心とは思えない緑の多い、静かな所でした。



出汐湊(でしおのみなと)から左回りで移動し、藤代峠から見た大泉水です。
大泉水の中ほどに見えているのが中の島で、そこにかかる田鶴橋(たづるばし)も見えています。



吹上茶屋の所から見た大泉水です。左手に中の島、右手の大泉水の中に臥龍石が見えています。

 

吹上茶屋では、抹茶と和菓子のセットをいただいてきました。
右は、吹上茶屋近くから見た臥龍石(右手)です。龍が地をうねる様に見立てたものです。
同じような意味で有名なものに、臥竜梅があります。
梅の木が地を這うように成長したもので、水戸の弘道館の庭園で見られます。




六義園
<2007/04/01>

六義園のシダレザクラを見たいと思い、六義園に出かけることにしました。
ちょっと出かけるのが遅すぎたようで、シダレザクラはピークを過ぎてしまっていました。
夕方までねばって、ライトアップされた所を撮ってきましたが、昼間より多少見栄えはします。



そのシダレザクラですが、ピークを過ぎて花数が減り、若葉が目立ち始めていました。
その上、曇り空だったため、淡いピンクの桜の花が空に溶け込んで、パッとしない写真となりました。
青空だと、ピンクの花が浮き上がって見え、もう少し見栄えのする写真になったと思います。
ということで、夕暮れのライトアップまでねばることにしました。

 

中の島にかかる田鶴橋ですが、モミジの若葉と松の緑のコントラストがきれいでした。
苔生した田鶴橋もなかなか風情があり、大泉水には冬鳥のキンクロハジロが残っていました。
園内にはソメイヨシノもあって、ちょうど満開でした。その写真を撮る人で樹の下は満員御礼。

 

左は臥龍石と吹上茶屋です。吹上茶屋の近くにはソメイヨシノがあり、人が集まっています。
右は中の島で、岸近くの照明に灯が入ったようです。



時間と共に暗くなってきて、中の島の照明が映えるようになってきました。



満を持してシダレザクラの所に行くと、人でごった返していて、近づけません。
ということで、適当な所から撮影したので、全体を入れられませんでした。
しかし、当初の予想通り、バックが暗くなった分、メリハリの利いた絵になりました。




六義園
<2009/03/28>

今まで、満足できるようなシダレザクラが見られていなかったので、出かけることにしました。
今までは、旧古河庭園や新宿御苑からの梯子だったのですが、今回は直接行きました。
この日は、開花もピークの頃で、見事なシダレザクラを見ることができました。
ただ、残念なのは、RAIDディスクが障害を起こし、データがほとんど消えてしまった事です。
残ったのは、気に入って別の所にコピーしていた下記の3枚のみでした。



まだ、明るさが残っている頃に撮ったシダレザクラです。
明るさが残っていても、花数が多く、それらがライトアップされているので、そこそこ絵になります。



十分に明るさが消えた後に撮ったシダレザクラです。
周りの不要なものが暗闇に消えて、シダレザクラだけが浮き上がって撮れました。



帰り際、入り口の門から覗くシダレザクラです。
行き交う人でごった返していましたが、その人込み越しのシダレザクラです。




六義園で見かけた花々や野鳥

六義園を訪れた際、園内を散策しながら撮った花々や野鳥です。
もっといろいろあるとは思いますが、このときに目についた物のみです。

   
トウゴクミツバツツジ          ミツマタ             キブシ    .
 
ハナカイドウ            ヤマブキ .
 
キンクロハジロ

なお、これらの詳細に関しては、こちらに紹介させていただきました。





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