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伊豆で見かけた野鳥



伊豆をドライブした際、訪れた所で見かけた野鳥です。



スズメ目
ヒタキ科(ジョウビタキ)
ペリカン目
サギ科(ダイサギ)
伊豆で見かけた野鳥
和名インデックス


ジョウビタキ(Phoenicurus auroreus Pallas)
<スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目・ヒタキ上科・ヒタキ科・ノビタキ亜科・ジョウビタキ属>
 
日本をはじめ、チベットから中国東北部、南部、沿海州、バイカル湖周辺、インドシナ半島北部で見られる。
日本では、冬鳥として全国に渡来し、越冬する。
体長は15cmほどで、オスは頭頂が白くて、目の周りが黒いのが特徴。メスは、頭部が淡褐色。
胸から腹、尾にかけては雌雄とも橙色。翼は黒褐色で、中程に細長い白斑がある。

2011/2/19
河津川の河川敷で、突然現れたジョウビタキのオスです。
メスは自宅近くでもよく見かけるのですが、オスにはめったに合えないのでラッキーでした。


ジョウビタキのオスとメス

     .
<オス>                  <メス>
雌雄とも翼に白い斑紋があるのは同じですが、頭部や背面の色は全く異なります。
オスの頭頂部は灰白色で、喉部から目の上部や背面は黒色です。メスは背面も含めて淡褐色です。
オスの胸部は鮮やかなオレンジ色ですが、メスは淡褐色です。
腹部から尾にかけては雌雄ともオレンジ色ですが、オスの方が鮮やかな色をしています。


ダイサギ(Ardea alba alba)
<ペリカン目・サギ科・サギ亜科・アオサギ属>
 
サギ科アオサギ属の鳥で、シラサギ(全身が白いサギの総称)と呼ばれるサギ類の1種。
熱帯、温帯に分布し、世界中で見られる。なお、温帯に生息するものは冬には熱帯方面へ移動する。
日本では、亜種チュウダイサギが夏鳥として、亜種オオダイサギ(ダイサギ)が冬鳥として観測される。
そのため、渡り鳥ではあるが、年中観測される。
全長90cmほどになる大型のサギで、脚と首がかなり長いのに加え、くちばしも長い。
夏羽時にはくちばしは黒いが、冬羽時には黄色くなる。脚は、全体に黒い。

2011/2/19
河津川で、川の流れの中でジッとしているダイサギを見かけました。
岩の上にいたので脚の指が良く見え、黄色くないのでダイサギと分かります。
まだ、クチバシが黄色いので、冬羽のようです。


ダイサギとコサギ

     .
<夏羽のダイサギ>            <冬羽のダイサギ>

<コサギ>
ダイサギは、夏羽時のクチバシは黒く、冬羽時のクチバシは黄色いことが分かると思います。
なお、下段のコサギと比べて首がかなり長いことが分かると思います。
また、コサギの脚の指は黄色いですが、ダイサギの脚の指は黒いです。










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