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更新:2018/12/16


秋の薬師池公園



薬師池の周りにはイロハモミジなど紅葉する木々が多く植えられています。
また、黄葉する木々もあり、この季節には色とりどりの木々を楽しめます。
また、紅葉の頃には、カモなどの渡り鳥も薬師池にやって来て、にぎやかになります。



 
2012/11/18                  2018/11/29
花しょうぶ田方向の紅葉の様子です。右下の方に見えているのが花しょうぶ田です。
6年経った同じ場所から撮った紅葉の様子です。
10日ほど差がありますが、2018年の方が色鮮やかに紅葉しています。


2012/11/18
薬師池の周りのイロハモミジの紅葉です。この頃になると、キンクロハジロなどがやってきます。

 
2011/11/26                  2018/11/29
薬師池の中にススキの生えた人工小島があり、紅葉に彩りを添えています。
こちらも6年経った同じ場所の写真ですが、撮影場所が少し左寄りになっています。
紅葉の発色は2018年の方が鮮やかですが、散ったものもあるのか少し寂しい所があります。
写真には写っていませんが、2018年もキンクロハジロの群れがやって来ていました。
昨年は、クビワキンクロやメジロガモといった珍しいカモが見られたのですが、今年はどうでしょうか。


2011/11/26
薬師池を疾走する2艘のヨット。といっても、これは模型です。
なかなか良く出来た模型で、遠目では模型とは分かりません。無線操縦のヨットのようです。

 
2011/11/26                  2018/11/29
紅葉したイロハモミジの枝にとまるカワセミです。左の翼を広げています。
バックの紅葉や黄葉の色を出したため、木陰のカワセミは露出不足になってしまいました。
2018年のときにも、カワセミを紅葉越しに見ることができました。
ただ、距離があったのでアップでの撮影ができず、ちょっと残念でした。

 
2012/11/18                  2018/11/29
前述の人工小島を岸の紅葉越しに撮った写真です。
少しススキがボケ過ぎて、何なのか分からなくなってしまいました。
2012年のイロハモミジとは異なる木ですが、2018年の方がきれいな赤に紅葉しています。
今年は台風で運ばれた塩害で、かなり奥まで影響が出ていますが、ここは影響がなかったようです。

 
2018/11/29                  2018/11/29
薬師池に常緑樹の間に植えられたイロハモミジがあり、左のように見事なコントラストを見せていました。
上記の右側の写真は、このイロハモミジを逆光で撮影したもので、赤い色が一層鮮やかに見えています。
右の写真は、薬師池の畔にある茶屋への道で、覆いかぶさるように赤や黄色に色付いたモミジが見事です。

   
2012/11/18
葉の形や大きさからイロハモミジとオオモミジと思われ、紅葉(前者)や黄葉(後者)が見られます。
黄葉は、葉の中の緑色(クロロフィル)が分解され、元々ある黄色(カロチノイド)が見えているものだそうです。
紅葉は、さらにカロチノイドの分解と赤色(アントシアニン)の合成が進む結果、赤く見えているものだそうです。
アントシアニンは、葉に残る糖(光合成で作られます)とタンパク質から合成されるそうです。
つまり、黄葉は、葉に残る糖分が少ないなどの理由でアントシアニンの合成が少ない結果と思われます。
オオモミジは、紅葉と黄葉が見られるそうで、日当たりが悪いなど糖分が少ないと黄葉になるようです。

 
2018/11/29                  2018/11/29
薬師池の縁で針葉樹の陰になる所にもイロハモミジが植えられています。
陽当たりは良くありませんので、陽が当らないところは黄色や橙色などになります。
陽当たりの良い薬師池に常緑樹の間に植えられたイロハモミジとは、大きな違いです。

 
2018/10/17
薬師池の畔には、大きなイチョウの木が何本か植えられています。
10月に訪れたときには、まだ、黄葉は半分ほどしか進んでいませんでした。
その後、黄葉したところを見たかったのですが、行く時間が取れず、行ったときには落葉していました。

 
2018/11/29               2018/11/29
薬師池の畔で、唯一残っていたのが左の写真のイチョウですが、小さな木なので迫力不足でした。
もう半月早く来ていたら、見ることができたかもしれません。ちょっと残念。
帰り道、近くの鹿沼公園に寄った所、右の写真のように見事に黄葉したイチョウがありました。
この木よりも大きな木で、数本固まっているので、きっと見応えがあったのではと思うと、ますます残念。

 
2012/11/18
変わった所では、旧荻野家住宅の解説板の屋根にびっしりと付いている「コナアカミゴ」を見つけました。
桧皮葺の様な屋根に、苔の様なものがびっしりと張り付き、その先に赤い物が、ポツポツと付いていました。
何だかわからなかったので、後で調べると、コアカミゴケというハナゴケ科の地衣類にたどり着きました。
最近になって改めて確認した所、「現在、日本にはコアカミゴケは生育していない」との記述を見つけました。
それで、「コアカミゴケ」の記述は、「コナアカミゴケ」に変更されたとのこと。

※ 以前、「コアカミゴケ」の記述を見つけた岐阜大学教育学部のWeb教材の記述も変更になっていました。
同じ写真が「コアカミゴケ」→「コナアカミゴケ」と「アカミゴケ」分けられています。



 
2016/10/7
秋のハス田の様子です。青々と大きな葉を広げていた大賀ハスも、枯れた葉が目立つようになりました。
その所々に、黒い堅果となった蓮の実が入った、大きな果托が顔を出していました。

 
2016/10/7
花しょうぶ田の外れにある水車小屋、その手前の井戸ですが、その周りにヤブショウガが群生しています。
そのヤブショウガも、花が終わり、黒い果実をたくさん付けていました。
今では、ほとんど見ることのない井戸ですが、ちょっと懐かしさを覚える風景です。

   

 
2018/11/29
この日、夏の間に増えた松葉を間引く、松の木の手入れが行われていました。
その後、雪吊りを行うようで、職人さんが手際よく準備を進めていました。
松の高さに合わせて縄を切り、竹の先に縄を固定して、松の木に沿わせて立てます。
その後、手作業で1本1本、上の方から順番に松の枝に縄を固定して、雪吊りは完成するようです。
残念ながら、この日は時間がなくて最後まで見ることができませんでした。


2018/12/13
後日、撮影したものですが、完成すると上記のようになります。
橋の袂に見えている雪吊りが、上記上段左の松葉を間引く手入れ中の松の木です。
裾縄吊りと呼ばれている方式で、樹木の下部から放射状に丸竹をを出し、頂部をシュロ縄で結びます。
そのシュロ縄に、吊り縄を等間隔で結んで、きれいな円錐形を形成する、庭園の雪吊りを模した演出です。
左側に3つ見えている雪吊りが、その他の4枚の写真で作業中の松の木になります。
こちらは、金沢の兼六園で見られる雪吊りで、吊り縄を枝に結ぶ実用的なもので、頭飾りも付いています。
なお、池に張り出している部分はどうするのか聞いたところ、船の上から作業するのだそうです。









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