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大王わさび農場



14時過ぎに八島ヶ原湿原を後にし、一路、大王わさび農場に向かいました。
大王わさび農場に着いたのは16時前。遅い昼食になってしまいました。
食事後、農場やその周辺を散策し、17時前に帰路に就きました。
安曇野ICで、長野自動車道に乗り、中央自動車道に乗り継ぎましたが、かなり遅くなってしまいました。

大王わさび農場は、北アルプスの雪解け水を使った大規模なワサビの農場です。
夏には、強烈な太陽光からワサビを守るために、寒冷紗が張り巡らされています。
そのため、上からは全くワサビは見えず、黒い寒冷紗鹿見えません。
川面に降りると、寒冷紗の下で大きく育ったワサビが整然と植えられているのが見えます。
この農場の一角に、故・黒澤明監督の映画「夢」のロケ地になった水車小屋が残されています。
ここでは、なんとなく懐かしい感じの風景に出会えます。



大王わさび農場 インデックス


水車小屋のある風景

16時前に大王わさび農場に到着。早速、遅めの昼食を取りました。
一息ついて、わさび農場を散策。最初に目に付いたのが、水車小屋でした。
故・黒澤明監督の映画「夢」のロケで使用されたものが、そのまま残されているとのこと。
昔からそこにあったのではと思えるほど、景色に合っていました。


2011/7/23 16:10

2011/7/23 16:13
透明度の高い雪解け水がとうとうと流れる小川で水車が回っていました。
水の中には水草(バイカモやミクリと思われます)が揺れ、見ていても飽きません。
この小川では、ボートでの周遊も行っているようで、水車の脇を通り過ぎて行きました。

わさび田

わさび田の方に回ったとき、わさび田の中を通れる所がありました。
夏の強烈な日光の直射を嫌うわさびのため、寒冷紗を張って遮光されています。
その寒冷紗の下では、わさびが大きく育っていました。
わさびは収穫までに2年ほどかかるそうです。


2011/7/23 16:20

2011/7/23 16:22
横を流れる清流とは砂礫の堤で仕切られ、適度な流れが農場の中にできるよう作られていました。
わさびは、春と秋には勢い良く成長し、夏は成長が止まる時期とのこと。
成長が止まる今の時期は、葉も枯れてくるそうで、黄褐色に変色した葉が目立ちました。

上から眺めたわさび田

その後、わさび農場の上に回ってみましたが、寒冷紗が張られ、上からは見えません。
これはこれで面白い風景ではあります。


2011/7/23 16:29

2011/7/23 16:31
寒冷紗が水の流れに沿って、延々と張られています。
このわさび田の規模がいかに大きいかが分かりますね。
いったいどれくらいのわさびが栽培されているのでしょう。

なお、ワサビの白い花が咲く春には、寒冷紗は張られていないと思います。
ですので、春先には、白いわさびの花が延々と続いているのではと思うと、また、来たくなってしまいました。

思ったより時刻が遅くなってしまったので、お土産もそこそこに、わさび農場を後にしました。
帰りは、長野自動車道に安曇野ICで乗り、中央自動車道に乗り継いで帰りました。









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