仙石原 インデックス
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秋になり、そろそろ仙石原のススキを撮影するのに良い季節になったのではと、出かけることにしました。
晩秋には、ススキの穂が開いて綿毛が太陽で輝きを増し、風で揺れると銀波のように見えるのです。 さて、仙石原に着いたのは15時前で、太陽の高度が少し高かったのですが、期待通りの景色でした。 撮影ポイントを探して、広いススキの草原で通路のある所をあちらこちらと動き回りました。 そして撮影したのが、下記の写真です。逆光で撮影できるところが少なかったが、少し残念でした。 <順光のススキ草原> <逆光のススキ草原> ススキの草原入り口側からでは順光になるため、空はきれいなのですが、ススキは茶色味が強いです。 そこで中央の通路を端まで歩き、逆光になる場所を探して撮ったのが下の写真です。 光りが穂の綿毛を通ってくるので、光にかざしたように白っぽくなり、銀波のイメージに近いですね。 <14:41> <15:35> <15:18> ほぼ同じ場所を撮ったもので、1時間程の差ですが太陽の位置が下がって、色味が変わりました。 もっと太陽の高度が下がると赤味が増してくるのではないかと思います。 下段は、両者の間の時間に撮ったものですが、色味としては、これくらいが良いのではと思っています。 <ススキ草原の西方向(入口側)> <ススキ草原の北側〜東側> <ススキ草原の南側(山側)> ススキ草原の中央を走る通路の中ほどからぐるっと撮った写真です。 上段はススキ草原の入口がある西側で、太陽が西寄りにあるので逆光で若干白っぽく見えます。 中段左は斜面下になる北側です。右は通路が伸びる東側で、多くの人が歩いているのが分かります。 下段は南側で、斜面の山側になります。左の写真はほぼ真南で、右は西よりになります。 南西側がほぼ逆光になるので、これら6枚の写真の中では最も白っぽく写ります。 ススキをアップ気味に入れて撮ってみたのが、これらの写真です。 青空だけにするとスッキリとした写真になりますね。広角で撮ると秋らしい風景になります。 下段は、逆光のススキをアップ気味に撮ってみたのですが、これだけだと面白みに欠けますね。 |
仙石原(2008/11/03)
昨年は着いたのが午後だったのですが、今年は午前中に行ってみることにしました。
11月2日〜3日に、富士山スターウォッチングがあり、その帰りに寄ることにしたものです。 午前中に着いてみると、昨年とは日の当たり方が異なるので、雰囲気が違いました。 駐車場のある北方向から見ると逆光気味になって、ススキ草原が白っぽく見えます。 ススキ草原の駐車場からは、林越しに山裾のススキ草原が見えます。 手前には、紅葉した木々や黄色いセイタカアワダチソウがあり、色を添えてくれています。 ススキ草原の入口が近づくと、曇天で直射日光がないため、光り方が今一つ足りません。 左は入り口付近から奥に伸びる通路方向を撮ったもので、右は逆に奥の方から入口方向を撮ったものです。 太陽の位置からいうと、左の方が逆光気味で、右の方が順光気味の写真となります。 曇天で直射日光がないため、順光の方が幾分白く見えますが、逆光とあまり差ありません。 直射日光があれば、逆光の写真は、昨年同様に光輝くススキが見られたのではと思うと、ちょっと残念。 <2007/10/21 15:35> <2008/11/3 10:08> . <2007/10/21 14:55> <2008/11/3 10:26> . 右側の写真は今回撮影したもので、左側は昨年撮影したほぼ同じ場所の写真です。 左の昨年の写真では逆光で白く輝いていたススキも、右の順光ではベタッとした感じになります。 ただ、当然ですが、逆光では黒つぶれしていた部分が、順光ではきれいに撮れています。 駐車場に戻ってきて、ススキ草原の方を見ると、来た時よりもくっきりと見えていました。 手前に紅葉した木々もあり、昨年とは異なる写真も撮れました。 |
仙石原で見かけた野草
仙石原ススキ草原は、一面にススキが生い茂り、なかなか他の植物が入り込むのが難しそうです。
セイタカアワダチソウのアレロパシーのように他の植物を抑制する能力はないですが、 ここのように大群落になると、好日植物には生育が難しい環境になっていると思います。 そのため、ここで見かけた野草は、草原の端など限られた場所が多かったと思います。 <リンドウ> <リュウノウギク> <ヤマラッキョウ> . <ススキ> <セイタカアワダチソウ> <イロハモミジ>
これらの植物の詳細に関しては、こちらに紹介させていただきました。興味のある方はご参照ください。
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