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更新:2016/6/29

三溪園

三溪園は、横浜の本牧ふ頭近くにある日本庭園です。
製糸・生糸貿易で財をなした横浜の実業家「原三溪」が、明治時代末から大正時代にかけて作り上げました。
その広さは175,000uあり、明治39年に一般公開された外苑と、私庭とした内苑からなります。
その中には、京都や鎌倉などから移築された17棟の古建築が配されています。
三溪は、芸術家や文学者などの文化人と広く交流を持ったことでも知られています。
そのため、三溪園は美術・文学・茶の湯など近代日本文化の一端を育んだ場所でもあります。
三溪園自身も学術上でも芸術上でも優れた所であると、平成19(2007)年に国の名勝に指定されています。


三溪園 インデックス
春の三溪園 桜の頃
夏の三渓園 蓮の頃
晩秋の三渓園 紅葉の頃


春の三溪園 桜の頃 2013/3/24

春の三溪園の詳細は、別ページににまとめました。下記は抜粋になります。
詳しくご覧になりたい方は、どうぞこちらをご覧ください。



正門を入って直ぐの所にある大池。そのほとりから大池越しに見える旧燈明寺三重の塔です。
大池に迫り出すように咲くソメイヨシノも見事で、お気に入りの風景の1つです。



大池の中にある小島にある涵花亭。その周りには見事な松が植えられています。
桜の木がまだ迫力不足ですが、松と同じくらいになると見事なコントラストを見せてくれるでしょう。



涵花亭のある島の松と対岸にある桜です。上の写真の桜の木が大きくなるとこんな感じでしょうか。
ちなみにこの桜は、最初の写真の桜の木を反対側から見ているものです。

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夏の三溪園 蓮の頃 2016/7/23

夏の三溪園の様子は、別ページににまとめました。下記は抜粋になります。
詳しくご覧になりたい方は、どうぞこちらをご覧ください。

 

正門を入って直ぐの所にある大池。大池と通路を挟んで反対側にあるのが蓮池です。
観蓮会の時には、蓮池の中に入れるようになっていて、池の縁から蓮の花越しに旧燈明寺三重塔が望めます。
残念ながら、両方がうまく入るポジションが限られ、良い感じの花がなかったのは残念です。
この日は、NHKの取材が入っており、ライブで放送されたようです(後で放送を見たと聞きました)。

 

蓮池の隣にある睡蓮池は、まだ、ちょっと時期が早いのか、花数は極わずかです。
そのため、ご覧の通り、一面が葉っぱだらけで、花を探すのが大変な状況でした。
きっと花の盛りになると、たくさんの花が見られるものと思います。

 

旧燈明寺三重塔から大池越しに見た蓮池です。池の周りにたくさんの人出が見られます。
通常の開園時間は9時ですから、この写真を撮った7:43を考えれば、人が多いと思います。
右は、定番の大池越しの旧燈明寺三重塔です。春と違って、静かなたたずまいです。

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晩秋の三溪園 紅葉の頃 2011/12/4

晩秋の紅葉が残る三溪園の様子です。
このときもたくさん写真は撮ったのですが、ディスクトラブルで極一部を残して消失してしまいました。
下記の写真は、別目的でコピーを別の場所に置いていたもので、残っているのはこれだけです。

 

三溪園の内苑にある聴秋閣(ちょうしゅうかく)近くで見られた紅葉です。
1922年(大正11年)にこの場所に移築され、この移築をもって三溪園は完成となっています。
3つの屋根を持つ外観から三笠閣と呼ばれていたものを、周囲を紅葉を楽しむ風情として聴秋閣と改めたそうです。
そのため、周囲には紅葉や黄葉する木々が多く、秋を存分に楽しめる場所になっています。



内苑の臨春閣(りんしゅんかく)で見かけたつくばいです。
手水鉢(ちょうずばち)には凝った模様が彫られ、紅葉する木や緑のハランを配して、これだけでも楽しめます。
この臨春閣は、譲り受けてから11年も構想を練り、1917年(大正6年)に移築が完了したそうです。
池に面して3棟を配したもので、内苑を構成する中心的な建屋となっています。
その臨春閣の最奥部の通路側に設えられているのが、このつくばいです。



旧矢箆原家住宅(きゅうやのはらけじゅうたく)の内部です。
旧矢箆原家住宅は、御母衣ダム建設で水没するため、1960年(昭和35年)にここに移築されました。
入母屋の合掌造りで、屋根の妻部に火灯窓が開けられ、せがい造りの軒に凝った装飾の腕木と、格式の高い造りです。
その内部も奥座敷の床の間は、火灯窓の書院や違い棚が造られた書院造で、凝った欄間がはめ込まれています。
写真は、オイエと呼ばれる生活の中心となる24畳の板の間の居間で、寄り合いの場にも使われたそうです。
囲炉裏が切られており、長年の使用で煤け、手入れされて、柱や梁などは黒光りしています。
今も、建物の維持のため、囲炉裏には毎日火が焚かれているそうで、昔の暮らしを感じさせてくれます。



晩秋の大池です。夕日が山の斜面を照らしていて、秋の静かで物悲しい雰囲気が漂います。

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