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金時山 登山 [2002/10/13(日)]



今年は体育の日が月曜日となり、3連休になったので、翌日が休みということで金時山に登ることにしました。
小田急とバスで仙石原まで行き、矢倉沢峠を経由して金時山に登るルートです。



金時山の標高は1,212mで、箱根外輪山に連なる山並みでは最高峰ですが、実は箱根火山の寄生火山です。
※ 2014年に標高が1,213mから1,212mに改定されました。
スタート地点となる金時登山口の標高は665mなので、550mほどの登りとなります。
登山口から緩やかな登りを30分ほど進むと矢倉沢峠に着きます。ここから山頂までは40分ほどの登りです。
徐々に急坂になってきますが、その分見晴らしが良くなり、眼下に仙石原や芦ノ湖などが良く見えました。
急坂を上り切ると山頂に着きました。天気が良いので、登山者も多かったです。
金時娘の茶屋で一休みし、遅いお昼を取りました。山頂から、富士山などの景色を楽しみ、帰路に就きます。
帰路は、ルートを変え、乙女峠を経由して乙女口に下山です。



金時山 登山
インデックス


矢倉沢峠

金時山への登山ルートはいくつかありますが、その内の1つが矢倉沢峠を経由するルートです。
小田原駅からバス1本で仙石バス停まで行け、5分ほど歩けば金時登山口に着けます。
ここから30分ほど登った所が矢倉沢峠(867m)で、200mほど登ったことになります。

金時山 山頂

金時山は箱根外輪山に連なる山並みでは最高峰で、標高は1,212mあります。
そのため、周りは開けていて見晴らしは抜群です。
右の方には御殿場の街並みの上に富士山が見え、その左には愛鷹連峰(古い火山)が見えます。
金時山からは箱根外輪山が左の方に続き、芦ノ湖が外輪山の手前に見えます。
芦ノ湖の左側には大涌谷の荒れた斜面や噴煙も見えます。

 
<山頂の様子>
3連休の中日でしたが、天気が良いこともあってかなりの人出で、山頂はかなり混んでいました。
家を出たのが遅かったこともあり、山頂に着いたのは午後の2時前になってしまいました。
お決まりの金時山の看板の前で記念撮影し、金時娘の茶屋で一休みして、遅い昼食です。
金時娘(といってもおばあさんですが)がTVでも紹介されていた茶屋です。


<富士山と御殿場の街並み>

<箱根外輪山(手前から左奥)と愛鷹連峰(中央奥)>

<芦ノ湖と箱根外輪山(奥)>

<大涌谷、仙石原、芦ノ湖>

山頂の展望エリアからは上記の通り、富士山から芦ノ湖、大涌谷の方面が一望できます。
箱根外輪山の写真で、左端の山頂にアンテナが見えるのは丸岳(1,156m)です。
それにしてもゴルフ場が目に付きますね。ここには3コースが並んでいるそうです。
展望エリアの反対側には、金時娘の茶屋、猪鼻神社、金太郎茶屋の建屋が並んでいます。
今回は行きませんが、足柄峠からの登山道は、茶屋の裏手になります。

乙女口

下山は、来た時とは反対方向の長尾山(1,144m)、乙女峠(1,105m)経由で、乙女口を目指します。
長尾山までは尾根道が続いているのですが、木立が多くて見晴らしは良くありません。
が、途中、箱根方面の木立が切れて、見晴らしの良い所がありました。
長尾山から乙女峠まで下った所で一段落。展望台がありましたが、スルーして、一気に乙女口まで下山しました。
乙女口から国道138号線沿いに仙石バス停まで20分ほど歩いて戻り、帰途に就きました。


<乙女口の道標>
乙女峠から一気に下ってたどり着いたのが国道138号線で、乙女峠まで40分と書かれています。
下りは30分ほどで到着します。道標の側に立派なお地蔵さん(後ろ姿ですがたぶん)が立っていました。
ここから国道138号線を歩いて仙石バス停までもう一息です。









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