河津桜まつり2011
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芦ノ湖[2011/2/18]
東名高速 御殿場ICを降りて箱根スカイラインへ入り、箱根芦ノ湖展望公園で一休みです。
ここからは、芦ノ湖の桃源台港から対岸の箱根関所跡港まで、芦ノ湖全体が望めます。 しかし、この日は遠くが霞んでいて、ザ・プリンス箱根芦ノ湖の特徴ある建屋辺りまでしか見えませんでした。 振り向けば、御殿場の市街地やそこを横切る東名高速、富士山もなどが見えます。 <桃源台港> <芦ノ湖> 公園に着いたときには桃源台港に海賊船が2隻、停泊中でした。 一休みした後、芦ノ湖を見ると海賊船の1隻が出航し、遊覧船も同じ頃に出港したようで、2隻見えます。 霞んでいて対岸は見えませんでしたが、左奥の方にザ・プリンス箱根芦ノ湖の丸い建屋が見えています。 道路の反対側には御殿場市の街並みが見え、そこを東名高速が横切っています。 場所にもよりますが、右の方に富士山が見えるのではと思います。この日は雲で全く見えませんでしたが。 十国峠展望台[2011/2/18]
箱根スカイラインから芦ノ湖スカイラインに入り、箱根峠で県道20号線を走ると十国峠展望台に着きます。
十国峠は、伊豆、駿河、遠江、甲斐、信濃、武蔵、相模、安房、上総、下総の10国と、 大島、新島など5島を望むことができる峠であるが、名前の由来です。 駐車場からはケーブルカーで十国峠展望台に登ることができ、360度のパノラマが楽しめます。 駐車場からは伊豆の国市や沼津市の街並み、左に大瀬崎が微かに見えています。 駿河湾も見えているはずですが、空との境が見分けられないほど霞んでしまっていました。 原因の1つは、右の写真にも写っていますが、山肌から立ち上る山霧だろうと思われます。 これでは360度のパノラマも今一つと思われましたので、展望台はパスして、出発しました。 滝知山駐車場[2011/2/18]
県道20号線から伊豆スカイラインに入り、しばらく走ると滝知山駐車場がありました。
遠くに大島の島影が見えたので、ちょっと立ち寄って一息入れました。 <滝知山駐車場から見た大島> 伊豆スカイライン滝知山駐車場からは、近くに初島が、遠くに大島の島影が見えました。 池の向駐車場[2011/2/18]
滝知山駐車場を出て、しばらく走っていると東側が大きく開けた池の向駐車場がありました。
ここでもちょっと一息。小さな駐車場ですが、駿河湾が一望できます。 <池の向駐車場から見た大島> 伊豆スカイライン池の向駐車場からは、大瀬崎から伊豆の国市などの街並み、駿河湾越しに対岸が見えています。 良く晴れていれば、清水港の辺りまで見えるのではと思いますが、霞んでいてぼんやりでした。 |
北川温泉[2011/2/18〜19]
途中、ちょっとのんびりし過ぎてしまいましたので、後は終点まで一気です。
伊豆スカイラインも終盤になり下り始めた所で、見覚えのあるお店「峠の茶屋」を見つけました。 寄ろうと思ったのですが、時間がないので帰りに寄ることにして、このときはパスしました。 海岸まで降りて国道135号線を南下。北川温泉の道標が見えた所で、左折して到着です。 今日の宿は、左折して最初の旅館「つるや吉祥亭」さんです。チェックインした後、散歩に出かけました。 左折して直ぐの所に有名な「黒根岩風呂」の管理室があり、海岸縁の露天風呂が楽しめます。 男風呂と女風呂の間には仕切りはありますが、女風呂に入るには男風呂の前を通る必要があります。 出直して、波打ち際の露天風呂を楽しんできましたが、家内はパス。前を通るのに抵抗があるようです。 夜になって、やっと雲が切れてきました。月明りに照らされた大島が、なかなか良い感じでした。 翌朝、多少雲はありましたが、大島から太陽が昇り、これも静かでなかなかいい感じでした。 <黒根岩風呂近くから見た大島> 北川温泉の入口近くに露天風呂の「黒根岩風呂」があります。 その近くから撮った大島ですが、足元まで波が打ち寄せてきて、それを露天風呂から眺められます。 その左手の方には夕日を浴びた赤沢温泉ホテルが、右手の方には望洋公園のある崖が見えています。 その手前には北川港があり、何隻かの漁船が行き交っていました。 右の写真で、中央右手に見えているのは利島で、その右手後方に微かに見えているのは新島だと思います。 2011/2/18 18:31 2011/2/18 18:50 夕食が終わって部屋に戻ると、窓から雲が薄れて月光に照らされる海面が見えていました(左写真)。 間もなく、雲が切れて満月が顔を出し、海面の乱反射による光の道が出来ていました(右写真)。 肉眼では満月に見えるのですが、普通に写真を撮ると、満月が明る過ぎて上段右の写真のように白飛びしてしまいます。 そのため、月に露出を合わせて別の写真を撮り(右はその拡大写真)、それを合成したのが左の写真です。 ちょっと違和感がありますが、肉眼で見たときはこのようなイメージだと思います。肉眼の何と高性能な事か。 周りの白くかぶった所も含めて合成したのが上記の写真です。ちょうど飛行機雲も写りました。 これだと、違和感は感じないと思いますが、単純には合成できませんので、処理は大変でした。 <北川温泉 日出の風景 2011/2/19 6:42> 翌朝目が覚めると、ちょうど大島の上に日が昇り始めた所でした。 多少、雲はありましたが、その雲の間から光が漏れ、何となく静寂を感じる夜明けでした。 この後、朝食を取り、チェックアウトして、目的の河津桜を見るために出発しました。 |
河津さくらまつり[2011/02/19]
河津川近くの駐車場に着いたのは10時頃で、早い事もあってすんなりと駐車できました。
河津川沿いの道に出て、川下の方に歩いてみたのですが、まだ、一分咲きといったところでした。 そこで、川下側はあきらめ、川上側に移動すると、多少開花が見られましたが2分咲き程度です。 さらに歩いていくと、3〜4分咲きとさくらまつりらしくなってきました。 最も開花が進んでいると思った木でも7分咲き程度でしたが、一際ピンクが濃く見えました。 近くにあるカワズザクラの原木も見に行きました。こちらは、5分咲きに達したかどうか程度でした。 たっぷりとさくらまつりを楽しんだので、来るときに見つけた峠の茶屋へUターンです。 <最も咲き進んでいた樹> <河津桜の原木> . 河津川沿いの河津桜の桜並木で。全体的には2分から4分咲きといったところです。 最も咲き進んでいるものは7分咲き程度で、川の合流地点の角なので、陽当たりが良いのかもしれません。 少し離れた所にある河津桜の原木も見に行ってきました。こちらは4分から5分咲きといったところでしょうか。 満開にはもう少し時間がかかるようですが、それでも十分に河津桜を満喫できました。 カワズザクラは種間交雑種なので、引き継ぐ親の影響を受けますが、どちらの影響が強く出るかで変異します。 そのためだと思いますが、河岸に植えられているカワズザクラも、途中から色味が変わっていました。 |
峠の茶屋[2011/02/19]
たっぷりと河津桜を楽しんだ後、行きに見つけた「峠の茶屋」にUターンです。
30年ほど前に連れてきてもらって、すっかり気に入った麦とろ飯。場所がうろ覚えで分からなかったんです。 茅葺きの古民家を使ったお店だったので、外観だけが鮮明に記憶に残っていて、見た瞬間にここだと分かりました。 田舎料理と言えばそれまでなのですが、自然薯と麦飯の組み合わせは絶品。 昔懐かしの味にすっかり魅了され、また、来るつもりです。 伊豆スカイラインの道路脇に立っているので、知らなければ通り過ぎてしまいかねません。 しかし、この古民家のイメージがずっと残っていたので、見た瞬間に、ここだと分かりました。 頼んだのは、当然、30年以上前に食べたのと同じ麦とろ飯の定食です。 食べた瞬間にこの味だと思い出しました。30年以上前にたべたその味を覚えていたのには驚きです。 また、忘れられなくなってしまったので、近くに来るたびに寄ることになりそうです。 |
河津川で見た野鳥
<ジョウビタキ(オス)> 突然、河原の石の上に現れたのは、ジョウビタキのオスです。 オレンジ色の胸に黒い顔や翼、銀白色頭頂部と翼の白い横筋と、特徴的な色合いです。 メスは、地味目なオレンジ色の胸に、淡褐色の頭部や翼、翼の白い横筋と、オスより地味です。 <ダイサギ> 首が長く、大型のシラサギの1種で、クチバシは夏には黒く、冬には黄色くなる。 このダイサギのクチバシは黄色いので、まだ、冬羽のようです。 なお、よく似たコサギは、脚の指が黄色いので、脚の指を見れば容易に区別できます。 |