向ケ丘遊園が閉鎖になり、市民のばら苑存続を求める声に応えて、川崎市が引き継いだものです。
苑内の多くのバラの育成管理は、ボランティア活動によって支えられています。
以前は、モノレールが小田急線の向ヶ丘遊園駅から運行されていましたが、遊園の閉鎖と共に廃線となりました。
現在の交通手段は、バス便か徒歩になります。直ぐ近くに赤塚不二夫ミュージアムがあり、そこを目指します。
バス便は、登戸駅と向ヶ丘遊園駅から出ています。徒歩でも30分ほどで行け、途中でもバラが楽しめます。
ばら苑で品種名が確認できたバラの一覧に関しては
こちらをご覧ください。
入園してばら苑に出た所で、高台から全体を望むことができます。
ただ、敷地が広いので全体を俯瞰すると花がポツポツと小さく見え、ちょっと寂しい絵になってしまいます。
そのため、下に降りてバラが手前に見えるようなアングルで撮影したものです。
遠くにビーナス像が見えていますが、このビーナス像の辺りがロイヤルコーナーになります。
ロイヤルコーナーのゲートです。この内側にはプリンセス××などの品種が集められています。
その名の通り、エレガントな色合いの大輪系のバラが多く、見て楽しいコーナーです。
園内には、このような彫像が所々に配置されています。
2m近い高さがあり、これくらい花が咲くとインパクトがありますね。
カクテル(Cocktail)という一重の赤いバラですが、花芯が黄色(時間が経つと白くなる)で目立ちます。
左は、入り口近くで棚仕立てになっているバラが並んでいます。
一番手前にあった赤いバラで、一際、目を引いていました。
右は、園内の大半を占める立木性のバラたちです。
ロイヤルコーナーにあったバラで、左がプリンセス ド モナコ、右がプリンセス ミチコです。
プリンセス ノブコ、プリンセス 三笠、ダイアナ プリンセス オブ ウェールズなど見応えのあるバラが多いです。